2022.11.14
ニューヨークブライダルファッションウィーク2023 秋冬トレンドレポートVol.2
2022年10月に開催されたニューヨークブライダルファッションウィーク2023。ヨーロッパや中東からも数多くのブランドが集まり、大賑わいを見せました。トリートのバイイングクルーもニューヨークへ渡航。2回にわたって、バイヤーがみた最新トレンド情報をお届けしております。2023年のウェディング業界のトレンドとは・・・?ぜひ、チェックしてください。
ニューヨークブライダルファッションウィーク2023秋冬トレンドレポート第一弾はこちら
まだまだ人気 ボリュームスリーブのウェディングドレス
近年で多くの花嫁に支持されているアイコンシルエットの一つといえば “ パフスリーブ ”。今シーズンも人気は続きそうです。Monique Lhuillierや、NAEEM KAHN、Reem Acraで見つけたのは、まるで風船のような丸いシルエットのパフ。今までは、手首まで長さのあるロングスリーブスタイルが人気でしたが、ミニマルなサイズ感が今期のシルエットのようです。
進化し続ける3Dフラワーモチーフ
ビーディングやオーガンジー、シフォンなどの繊細で華奢な生地をつかって表現されてきた3Dフラワーモチーフ。シンプルなシルエットに華やかな印象を与えてくれるため、トリートでもたくさんセレクトしています。定番デザインではなく、パイピング刺繍された大柄の3Dフラワーが登場しました。また、リーフモチーフも多く見受けられ、進化し続けるクラフトマンシップから目が離せません。
ステッチが魅せるパターンの美しさ
最後にご紹介するのは、サテンやミカドシルクなど、重厚感のある生地にステッチがかけられているデザイン。普段は表に出さずに裏に隠されることが多いパターンの切り替え位置。今期はあえて表に出すことで、シンプルな中にもスパイスが効いていて、クラシカルドレスをモードに昇華していました。計算し尽くされた美しいパターンに惚れ惚れします。