2022.10.21
ニューヨークブライダルファッションウィーク2023 秋冬トレンドレポートVol.1
2022年10月に開催されたニューヨークブライダルファッションウィーク2023。ヨーロッパや中東からも数多くのブランドが集まり、大賑わいを見せました。トリートのバイイングクルーもニューヨークへ渡航。バイヤーがみた、最新トレンド情報をお届けいたします。2023年のウェディング業界のトレンドとは・・・?ぜひ、チェックしてください。
さりげなく取り入れるリボンモチーフが創るファッションコンシャスなブライズスタイル
背中から裾元にかけて流れるようにあしらわれたリボントレーンをきっかけに、長年リボンモチーフは日本の花嫁に愛されるアイコンでした。長く愛されてきたアイコンが、今期は大きさや素材を変えて登場。大ぶりのパールやストーンを用いて作られた立体的なリボンや、華奢で繊細な素材を用いられたリボン、中には複数のリボンモチーフをあしらったウェディングドレスも。
ファッション業界でも多用されるリボンモチーフですが、ウェディングドレスとなるとスウィートな印象に抵抗感があるというお声もよく耳にします。そんな花嫁は、アクセサリーから取り入れるのもおすすめです。
ボリューミーなウェストシルエットが叶うプリンセスドレス
ウェスト周りが丸みを帯びたドレスも数多く見受けられました。大胆なシルエットを叶えるボリュームドレス。細身のAラインドレスや、トレーンのないドレスであっても、ウェスト周りが膨らんでいることで、どこかクラシカルさを感じさせてくれます。コルセットが用いられたり、しっかりした質感のホースヘアを使用することで叶えられるドラマティックなウェディングドレス。花嫁だからという特権をまさに実感させてくれるドレスばかりでした。
最新グローブスタイルはアームウォーマースタイル
日本の花嫁にも大人気のボリュームたっぷりなパフスリーブの次に、今季から新登場したのはタイトなロングスリーブ。チュール一枚を用いて、腕から手の甲にかけてボディラィンにぴったりと寄り添ったスリーブが新鮮でした。中でも多かったのが、生地をくしゅくしゅと寄せたブラウジングスタイル。私たちトリートもしっかりとセレクトいたしました。