2022.7.11
日本初上陸 markarian (マルカリアン)お取り扱いスタート
日本初上陸ブランドmarkarian(マルカリアン)がTHE TREAT DRESSINGが入荷いたしました。また一つ、ファッションブランドがトリートに仲間入りします。パンデミックにより花嫁のニーズが大きく変化したウェディング業界。これから挙式・フォトシューティングを企画する花嫁に自信を持っておすすめしたいドレスを、トリートのバイヤーがセレクトしました。
ニューヨーク発ブランド、markarian(マルカリアン)とは?
2021年1月20日にワシントンで行われたバイデン大統領就任式。レディーガガやジェニファーロペスなど、華々しいゲストが集う中で、最も注目を集めた女性がいました。バイデン大統領夫人、ジル・バイデン夫人です。彼女が身に纏っていたのは、鮮やかなブルー色のツイード素材のアンサンブルスーツ。まさに、ファースト・レディにふさわしい装いに選んだのは、アレクサンドラ・オニールがデザインするニューヨークブランド、マルカリアン(markarian)の1着だったのです。
ファーストレディの服をデザインするにあたり、スーツのようにワントーンでコーディネートすることにこだわった理由についてアレクサンドラは、次のように語ります。「私は個人的に、“マッチーマッチー(色のトーンを揃えた)なルック”が大好きなのです。私たちブランドの特徴のひとつになっています」「まさにクラシックな、時の試練に耐えるような何かを取り入れたかったのです」
こうして、一夜にして世界的有名ブランドの仲間入りを果たしたmarkarian。彼女のつくるドレスやお洋服、そしてブランドの世界観は、世界中の多くの女性を魅了しました。私もそのひとりです。
女性ごころをくすぐるマルカリアンの世界観とは
マンハッタンのペントハウスに新しいオフィス、ショールームを構えるマーカリアン。サテンやタフタ、ジャガードやツイードなど、さまざまな質感のファブリックを用いて制作されたドレスがずらりと並びます。中央には、ヘッドアクセサリーやバッグ、アクセサリーも並び、まるで映画にでてくるようなクローゼットのよう。
2017年に設立されたまだ新しいブランドのマルカリアン。結婚式のお呼ばれドレスを専門としてスタートしたブランドということもあり、スリップ、ミディ丈コルセット、Aラインなど、ミニマルでシンプルなシルエットが特徴的。ファッション感覚を落とし込んだ、ヴィンテージライクやフローラル、スパンコール、パフスリーブデザインが遊びごころを感じさせます。
アメリカの中でも田舎のエリアにあたるコロラド州で生まれ育った彼女は、10歳の時に祖母からお洋服作りを教わりました。「お隣の家と何マイルも離れている環境で、夜に家の灯りを全部消して外を見ると、真っ暗闇の中に無数の星が光り輝き、何度も流れ星を目にすることができたの。このように幼いときに星空をみるという体験は、まるで魔法にかかったかのようなたくさんのインスピレーションを与えてくれて、無限の可能性を感じさせてくれた。(大学で古代遺物を勉強したけれど)神話のようなロマンティックな概念が私自身に生まれたのも、生まれ育った環境の影響だと思うわ。」と話してくれました。
女性デザイナーのアレクサンドラを含めて、スタッフが6人という小さなブランドだからこそ、彼女の世界観へのこだわりが行き届いています。
トリートバイヤーがセレクトしたマルカリアンのコレクション
最新ブライダルコレクションから3ルック、そしてReady to wearコレクションからも、セレクトしています。
ミニマルなシーンが増えている今、身にまとうホワイトドレスのデザインやシルエットも、もっと多くの選択肢の中から選んで欲しい、まさにトリートの想いを重ね合わせたようなドレスに出会うことができました。シルエットはカジュアルですが、極上のシルク素材を使用していることがマルカリアンのこだわりを感じずにいられません。まさに、オケージョンにふさわしい特別な1着として選ぶにふさわしいドレスの数々。
Ready to wearのコレクションは、日本独自の文化であるカラードレスの文化について会話を重ね、トリートのために、Aラインのシルエットやフルレングス仕様にデザインを変更していただくことができました。アレクサンドラの感性が反映された、ファッショナブルなドレスを、ぜひお楽しみいただきたいです。
※カラードレスは名古屋店でのみのお取り扱いとなります。全てフルレングスデザインに変更しております。