時代とともにトレンドが移り変わる中で、
古くから花嫁の心情や願いを表現し、
本日は、THE MARK GRAND HOTEL dress salon by THE TREAT DRESSING(ザ マーク グランド ホテル バイ ザ トリート ドレッシング)より、お色直しや前撮りにおすすめの色打掛をご紹介いたします。
色打掛に想いを込めて纏うということ
色打掛を結婚式で纏うことには「婚家に染まる」という意味合いがあり、古くから愛され続けています。
赤の色打掛は幸福や繁栄を象徴するとも言われており、お二人の最良の一日を過ごすのにふさわしい色味。
節目となる大切な一日だからこそ、日本の伝統衣裳に込められた意味を感じながら纏うのも素敵ではないでしょうか。
家族やゲストに感謝を伝えるだけでなく、未来への祈りを込めることができるのです。
一面の美しい深い赤色の地に描かれた吉祥の花丸紋。
紅白のコントラストが柄行の美しさを引き立て、
立体的でありながらも手刺繍ならではのぬくもりと、温かさを感じる白いお花の刺繍は、限られた熟練の職人にしかできない横振り刺繍。
一針ひとはり、込められた想いが見る人々を魅了するのです。
日本の伝統襲色目が紡ぐコーディネートのご紹介
日本には古来から愛される、“襲色目(かさねいろめ)”という色彩文化があります。
本日ご提案するコーディネートは“桜萌黄”という襲色目。
早春に芽を出した若草が萌えいずる姿を表現した色合わせで、春を先取りすることによる新たな門出への期待という意味合いが込められています。
胸元のお小物には鶸萌黄色(ひわもえぎ)を添え、
日本の魅力的な四季や風景。それらを表現する日本固有の文化に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。
色打掛:201-03982
半衿:205-08136
重衿:206-08058
帯揚:207-07168
箱迫・懐剣・扇子:209-06179
古くから愛され続けている日本の伝統衣裳を、込められた意味とともに結婚式という大切な一日に身に纏っていただくことで、より一層素敵なひと時を過ごしていただけますように…。