美しい日本の伝統に敬意いをはらい、古典の柄行にこだわるTHE TREAT DRESSING(ザ トリートドレッシング)の着物。
そのなかでも、結婚式という晴れの日に華を添え、お二人の表情に彩りを添え魅せてくれる色打掛。織りや染め、刺繍等の数々の技法があしらわれた特別な衣装は豪華なだけでなく、身に纏う花嫁が幸せになるようにと願いを込めて織り成されています。
本日はTHE TREAT DRESSING(ザ トリートドレッシング)名古屋のみに入荷した、新作のオリジナル色打掛を二種類の着こなしとともに、この度新たに私たちのキャリーブランドに加わったemi takazawa(エミ タカザワ)の新作和装小物をご紹介いたします。
白地に黒の刺繍を誂えた、色相の対比が美しい色打掛
桜や牡丹、百合や鶴など縁起の良い古典柄を濃墨色の刺繍に起こし、純白色の布地に贅沢に施した色打掛。対比する二色、刺繍の濃墨色と地の清らかな白の色使いは斬新でありながらも美しく、和モダンで粋な印象を与えます。面と線のみで描かれた刺繍のディティールは、単色で表現されているとは思えないほど。光の角度で陰影の移ろいが変化する、まさに職人技の光る一着。きっと参列される皆様の記憶にも残していただける一着になる事でしょう。
裾元のふきから内生地、袖口へと広がる豊かな紅色は無彩色を引き立てるとともに、凛と佇んだ花嫁を包み込むように華を添えます。花嫁の照れた白肌の赤みもうっとりと麗しく魅せてくれますね。
色打掛:201-03934
春陽あたたかな季節におすすめなコーディネート
これから訪れる春の麗らかな季節。大切なお二人の一日には、衣装のみでなく合わされる小物にも是非拘りを持ってセレクトを。潔い色味で仕立てられた纏まりのある色打掛だからこそ、小物にはご自身らしさを取り入れて色合わせを楽しんでみてはいかがでしょうか。
掛下に淡黄色を取り入れる事で、凛とした佇まいの中に優しさを感じられる着こなしに。衿元の花刺繍に合わせるように胸元の小物にも金色を差し色にする事で、統一感を大切にした装いになります。
胸元に添える懐剣や箱迫から、顔を覗かせる鶴が愛らしく翼を広げている様子は、まるでお二人の門出を祝福しているよう。場を明るく照らしてくれる金の色味は全体に華やかな印象を与えてくれる為、あたたかく柔らかな陽射しを思わせる、これから訪れる春の季節に是非おすすめしたい着合わせです。
掛下:212-00013
半衿:205-08130
重衿:206-08052
懐剣・箱迫・扇子:225-04016
帯揚:207-07146
夏めく季節におすすめな涼やかな色打掛のコーディネート
爽やかな夏の季節には、落ち着いた寒色の色味の小物を合わて涼やかな印象にされるのはいかがでしょうか。
掛下には薄灰色を、衿には葡萄色を重ねる事で大人しやかな印象に。色打掛の濃墨色の刺繍がより際立ち、色と柄行の調和が取れた素敵な着こなしになりますね。胸元の小物には黒紫色を合わせる事で、すっと背筋が伸びるような引き締まった印象に。ふさの銀色が涼やかに輝き、夏の季節にも涼やかな色打掛の着こなしを楽しんでいただけます。髪飾りにはポイントで紅色の刺繍花を合わせていただく事で皆様の目を引く、晴れやかで絢爛なコーディネートの完成です。
掛下:212-00017
半衿:205-08134
重衿:206-08047
懐剣・箱迫・扇子:225-04017
草履:211-09096
二種類の着合わせをご紹介させていただきましたが、同じ色打掛をお召しでも合わせる小物の色・柄・それぞれの組み合わせによって全く異なった印象の花嫁像を演出していただく事が可能です。
日本古来からの伝統衣装である色打掛。時代の移ろいとともに、その在り方も変化して来ています。大切な一日に是非ご自身らしい装いで、色合わせで、着こなしを楽しまれてみてはいかがでしょうか。
新作和装小物のご紹介 〜emi takazawa(エミ タカザワ)〜
この度、トリートドレッシングにて新たに和装小物をお取り扱いさせていただく事となりました。
着合わせのご紹介の中でも着用している髪飾り、emi takazawa(エミ タカザワ)。群馬県桐生市に伝わる、横振り刺繍と呼ばれる日本独自の技法により職人の手で直に縫い上げられた繊細で精妙な刺繍花。絹糸で織り成された刺繍花はしなやかで柔らかく、その艶とフォルムの美しさには思わず息をのむほどに圧倒されます。非常にデリケートで触れるのが怖くなるくらい、魅力を感じていただける作品です。
丁寧にミシンを踏んで制作された刺繍花。全く同じ形は一つとして無く、すべて一点物です。一つ一つに名前が付けられており、それぞれの物語があります。結婚式を結ばれた後でも末永く大切にして欲しいという作者の願いが込められている刺繍花。お祝いの席やご自身の子供、孫にまで大切に受け継いでいただき、それぞれの思い出を形として永く残していただけるととても素敵ですね。是非ご来店の際には直接ご覧いただき、その優美さを味わっていただきたいです。
左:204-06037/結魅(小)
右:204-06034/静舞(中)
左:204-06035/月泪
右:204-06036/結魅(小)
左下:204-06033/冬子
日本が誇る伝統衣装、和装での結婚式。衣装のみでなく頭の先から足の先まで、拘りを持って選んだご自身だけの特別な着こなしは、大切な一日により自信と勇気与えてくれます。スペシャルな日に皆様が叶えたい花嫁像を実現出来る様、私たちがお手伝いをさせていただきます。是非皆様の理想のお姿をお聞かせくださいね。