和装の婚礼衣装の中でも最も格式の高い正礼装”白無垢”。花嫁衣装として使用される白無垢は、生まれ変わりを意味するお衣装で、嫁いだ家の家風に染まるという意味があり、これから新しい家にお嫁に入るという花嫁に相応しい特別な婚礼衣装です。色褪せることなく多くの花嫁から愛され続けている伝統的な白無垢は、時代と共に着こなし方も多種多様になってきました。そんな時代の中でも美しい日本の伝統に敬意を払う古典の柄行にこだわるTHE TREAT DRESSING(ザ トリート ドレッシング)の着物。今回は古き良き伝統を守りながら現代の多様化している結婚式のスタイルに合わせてご提案したい色小物で3つのコーディネートいたしました。1.700坪の圧倒的な敷地で、四季折々の木々花々とともに非日常感溢れる結婚式場のザ ソウドウ ヒガシヤマ 京都や、京都の中心地でありながらも緑に囲まれ、水と光が感じられる開放的な結婚式場のフォーチュン ガーデン京都。そして街そのものもが日本の文化や伝統で溢れる京都の街並みを想像しながらご覧ください。
赤色の掛下で愛らしさ溢れるコーディネート
手触りも柔らかく優しい風合いである総絞りの色掛下。赤色を合わせることで結婚式らしい紅白の装いを表現し、古典的な雰囲気をもたらします。小物はすっきりとした色の白を合わせることで絞り染めの質感が引き立ちます。花嫁小物である、筥迫や懐剣、そして足元の草履には丸く描かれた菊丸という柄が施されています。菊丸の可憐さが赤の色掛下の女性らしい印象とマッチし、どこか愛らしさ溢れるコーディネートに。菊は祝意を表す伝統的な文様の一つで、「菊を飾ると福が来る」と言われています。そして菊が描かれている金色には「高貴」「豊穣」などの意味が込められた大変おめでたい色で、格調高くありながら華やぎある花嫁姿を印象づけます。
掛下:212-00010
3点セット:225-04014
草履:211-09102
青色の掛下で上品かつ凛としたコーディネート
先程ご紹介した赤の色掛下の色違い、青の総絞りの掛下をセレクト。空や海を連想させる爽やかな色の青は古来より日本人にも馴染みのある色です。品のある青の色掛下には、金が控えめに施された麻の葉のお小物と草履を選ぶことで上品かつ凛としたコーディネートに。奥ゆかしさが感じられる繊細な柄や色のお小物ですが、そこに施されたインパクトのある金の房が鮮やかな青の色掛下と相まって、全体の優美さの中に引き締まった印象を与えます。落ち着き感のある青を基調とした爽やかなコーディネートで、これからの夏の時期に緑溢れる京都の前撮りや結婚式を過ごしていただくのも素敵ですね。
掛下:212-00014
半衿:205-08102
帯揚:207-07105
3点セット:225-04012
草履:211-09089
橙色のお小物で和モダンなコーディネート
帯揚:207-07142