柔らかな日差しが降り注ぐ6月。会場へ向かうまでの道のりに八坂神社や円山公園、映画ラストサムライの舞台にもなった知恩院、紅葉の名所である高台寺など京都ならでは雰囲気を存分に楽しみながらお過ごしいただけるザ ソウドウ ヒガシヤマ 京都。豊かな緑があふれる1,700坪の庭園が広がるこの場所は、かつて日本画壇の巨匠竹内栖鳳の私邸であった「東山艸堂」(ひがしやまそうどう)門を潜るとそこにはお二人だけ特別な空間が広がります。本日はザ ソウドウ ヒガシヤマ 京都にてウェディングドレスとカラードレスで結婚式をされたお二人をご紹介いたします。
お式当日は、お二人にとって生涯忘れられない感動のひとときでもあるファーストミートからスタートしました。ファーストミートとは、ご新郎ご新婦様がそれぞれのお部屋でお支度をし、結婚式という特別な日に初めてお衣裳姿を披露し合うセレモニーのこと。お式当日までお衣装をご新郎様には内緒にされる為、どういったドレス姿ならご新郎様に喜んでもらえるかと様々な想像をしながら行うお打ち合わせはワクワク感でいっぱいになります。ご新婦様のドレス姿を初めてご覧になるご新郎様の表情は少し固く緊張されているご様子。一方ご新婦様はやっとお披露目出来るドレス姿に心を躍らせながら、一歩ずつゆっくりとご新郎様のもとへ歩みを進めます。ご新婦様がご新郎様の肩にそっと手を添え振り向かれた瞬間、ご新郎様の目には涙が。緊張が一気にほぐれ、幸福感がお二人を包みます。新たな人生の幕開けとなるこの日、この瞬間はお二人の心にしっかりと刻まれたことでしょう。
上品な雰囲気で凛とした佇まいのご新婦様が選ばれた運命の1着はCAROLINA HERRERA(キャロリーナ ヘレラ)のウェディングドレス。アメリカンクラシックを体現しながらも気品があり、女性らしさが溢れるCAROLINA HERRERA(キャロリーナ ヘレラ)のウェディングドレスは上品な雰囲気の中にも可愛らしさをもったご新婦様に是非ご紹介させていただきたいと思いご試着いただいた1着です。柔らかなチュールに立体感のある刺繍を施し、更にその上から一つひとつ丁寧に重ねられたクリアなビーディングはとても美しく、柔らかな自然光が差し込むチャペルでは透明感を引き立たせてくれます。キリスト式で執り行われたお式ではバックスタイルにもこだわり、300cmものロングベールにたっぷりと刺繍があしらわれたベールを合わせ、お式の神聖な雰囲気を高めるコーディネートとなりました。
Dress:100-09663
いつも明るくご新婦様のことを一番に考えられている優しいご新郎様。お二人のお話はとてもテンポ感も良く、微笑ましかったことを覚えております。そんなご新郎様が選ばれたタキシードはブラックオーダータキシード。オーセンティックなブラックのタキシードは、時代の変化に問われず男性の身嗜みとしてお召いただけるお衣装です。ご新郎様のお身体に合わせて細かくサイジングされたオーダータキシードは無駄な部分がなく、着心地も良いことからどこかご新郎様も自信に満ち溢れられているように感じました。
ご披露宴会場は大きな窓からたっぷりの光が降り注ぐヒガシヤマのお部屋で行われました。あたたかな空気に包まれたご披露宴でお召しになられたドレスは、しなやかさの中にもどこか凛とした強さと自信を感じさせる上品なローズピンクの色味のMonique Lhuillier(モニーク ルイリエ)のカラードレス。シンプルなデザインながらもウエストにはブラックリボンをアクセントにし、ご新婦様のスタイルの美しさを際立てます。カラードレスに合わせたのは大ぶりなOscar de la Renta(オスカー デ ラ レンタ)のイヤリングをセレクト。スワロフスキーを贅沢に使用したお花モチーフのイヤリングには”PAVE FLOWER”という名前がついており、”PAVE”とは石畳のように宝石を敷きつめていることを意味しています。その名の通り、贅沢に敷きつめられたスワロフスキーの輝きは可憐なカラードレスに上品さをそえてくれます。ゴールドのエンジゲージリングともリンクし、ヘッドパーツはあえて使用せずイヤリングのみで魅せる洗練されたコーディネートに仕上げました。
Dress:110-09069
Earrings:110-08383/オスカー デ ラ レンタ
あたたかな笑顔が溢れるとっても素敵なお二人の、かけがえのない大切な1日をザ トリート ドレッシング京都店にてお手伝いをさせていただけた事、とても幸せに思います。お二人の幸せが今後も末永く続きますように、そして結婚式の1日がずっと心に残るものでありますように。