神戸を代表する日本庭園に佇む迎賓館相楽園。かつては神戸の迎賓館として、各国の国賓をお迎えてきた歴史ある場所です。その敷地内に広がる約6,000坪の広大な日本庭園は、まるでお二人を祝福するかのように四季折々の草木が咲き誇っております。そんな歴史ある日本庭園が美しい景観の会場には、色褪せることなく古来より愛され続ける日本の婚礼衣装、和装がおすすめです。本日はTHE TREAT DRESSING (ザ トリート ドレッシング)神戸店に入荷したばかりの新作の白無垢を、提携会場の相楽園の素敵な空間と共にご紹介いたします。
白無垢:200-03702
半衿:205-08134
3点セット:225-04012
絹糸が生み出す艶やかな織りが美しい白無垢
和装の婚礼衣装の中でも最も格式の高い衣装とされている白無垢。白を基調としているのも、日本古来からの伝統衣装ならではの様々な意味合いが込められています。日本では白=太陽の光と例え、神聖な色として祭服の色に用いてきました。白色は邪気を寄せ付けないようにする清浄無垢な色で「純潔」「嫁ぎ先の家風に染まる」という意味も込められており、新婦様を大切に思う気持ちや結婚への決意を込めたお衣裳であることが感じられます。
中でもこちらの白無垢は真珠のように輝く絹糸本来の艶やかな白色が美しい一着。こちらの白無垢は滋賀県の特に雪深い北江州(きたごうしゅう)で生産された絹糸「江州だるま糸」を使用しています。北江州は良質な水に恵まれているため、良質な桑が育ち、その桑の新芽のみを与えた春繭だけがだるま糸の原糸となります。その原糸を手作業で一つひとつ丁寧に糸取りをしたものが「江州だるま糸」なのです。この手取りの技術は、日本の選定文化財技術に認定されているほどの日本最高品質の糸を生産するための技術で、今ではほんのわずかにしか生産されていないため、その希少さから「幻の糸」と称されています。これほどの希少価値の高い絹糸を惜しみなく贅沢に使用した白無垢は、ご結婚式という大切な人生の節目に相応わしい一着ではないでしょうか。
大輪の花を咲かせ、その豪華さから百花の王と呼ばれています。
「幸福」「福貴」という意味合いが込められています。
<桜(吉祥文様)>
春を代表する桜は「人生の春」を意味します。
お二人の人生の始まりを表すため、季節にこだわらずにお召しいただけます。
<萩(吉祥文様)>
秋の七草のひとつで、控えめですが小さくて可憐な花をたくさんつけます。
毎年根を残して新しい芽を出すため、「新しい門出」「再生」を意味します。
<七宝(有職文様)>
円を四方に重ねて作られている幾何学的な文様です。
自分を中心に円が四方八方続くことから「縁のつながり」「家族代々幸せが続きますように」という意味が込
められています。
<唐草(有職文様)>
菊や牡丹などを組み合わせて描かれます。
どこまでも限りなくのびる様子が「長寿」「繁栄」を意味します。
それぞれの意味を知ると、よりお衣装をお選びいただくときの楽しみや、運命の一着をお選びいただいた時のお衣装への思いはより一層深くなることでしょう。
emi takazawaのヘッドパーツでご自身らしさを添えたコーディネート
お衣装選びの際に思いを持って選ばれた「本物」の白無垢には、合わせるお小物もこだわりを持ってお選びいただきたいです。今回白無垢のご紹介とともに一緒に着用しているこちらの髪飾り。この度、トリートドレッシングにて新たにお取り扱いをスタートいたしました。一つ一つハンドメイドで製作された”花刺繍”の髪飾り、emi takazawa(エミ タカザワ)。群馬県桐生市の伝統的な刺繍技術「横振り刺繍法」で国産の上質な絹糸を贅沢に使用し、一枚一枚刺繍された花びらに熱を加えて丸みを作り、丁寧に花びらを数ミリ単位で微調整しながらそれらを合わせて製作されています。全てハンドメイドで製作された花刺繍の肌触りはしっとり柔らかく繊細で、絹糸の艶やかさと滑らかさと優美さを感じるシルエットは息をのむほどの美しさです。白無垢と合わせることで、お顔周りや首筋に華を添えるでしょう。これらの髪飾りは実在する花々ではなく、全て作家高澤恵美さんの想いが込められた架空の花で、一つ一つ心温かくなるストーリーが存在します。
挙式のスタイルが多様化してきた今の時代だからこそ、色褪せることのない古き良き日本の伝統衣装を身に纏ってお過ごしいただくのも素敵ですね。
お二人に取って最良の一日、あなたの魅力を存分に引き立たせる運命の一着、そしてコーディネートをぜひご提案させてください。