パレスホテル東京にて上質でエレガントな結婚式を挙げられたお二人の一日をご紹介いたします。
2023年4月、春の雨がしとしとと降り注ぐ暖かな日。雨の静音を聞きながら、ゲストの皆様はお二人の結婚式を心待ちにしてパレスホテル東京に向かっていたことでしょう。

一瞬一瞬に、永遠に、美しい。
パレスホテル東京の結婚式

刻々と変わりゆく、新しい時代の先端を駆ける東京丸の内の街並み。いつの時代にも穏やかに、人々の目を潤してきた皇居の緑。ふたつの風景が溶け込むパレスホテル東京だからこそ、お二人の一瞬に、そして一生に深く向き合う本物のウェディングドレスを纏っていただきたいとTHE TREAT DRESSING （ザ トリート ドレッシング）は考えています。
ひと粒の雫が、やがて大きな水紋となって広がっていくように。 お二人という始まりから、いくつもの喜びの輪をつくりあげていく。その始まりがパレスホテル東京の結婚式なのです。

ご新婦様にとっての本物のウェディングドレスとは

初めてご新婦様にお会いしたのは結婚式の4ヶ月前のことでした。なんて聡明で、柔らかく笑う方なんだろうと一気に魅力に引き込まれてしまいました。洗練されたパレスホテル東京で、このままの自然体の姿でお過ごしいただくにはどのようなウェディングドレスがいいだろう…とイメージを膨らませます。
ご新婦様の運命の一着になったのはCarolina Herrera（キャロリーナ ヘレラ）のAラインのウェディングドレス。Carolina Herrera（キャロリーナ ヘレラ）は女性の身体を美しく魅せる、エレガントで高級感あふれるスタイルが特徴です。妥協が許されないシンプルなドレスだからこそ、ご新婦様の真の美しさや聡明さを引き立てます。胸元から腰にかけてあしらわれたリーフモチーフが自由に伸びる様は、関わる人々を寛大に受け入れる柔らかな感性を。ウェディングドレス自体がご新婦様を体現するようでした。他のウェディングドレスもお召しいただきましたが、結婚式当日もご新婦様が自然体でいられるイメージができたのがまさにこちらのドレスでした。
そんなご新婦様をエスコートするご新郎様は、TREAT Gentleman（トリート ジェントルマン）のブラックタキシードをお選びになりました。フォーマルに正しく纏うことで隣に立つご新婦様の魅力を最大限に引き出します。

Dress：100-09943　キャロリーナ ヘレラ
Tuxedo：300-04022 トリート ジェントルマン

リニューアルしたばかりの山吹の披露宴会場

お二人がゲストの皆様へのおもてなしの場として選ばれたのは、リニューアルしたばかりの山吹の披露宴会場。エレガンスなグレーを基調とした空間に、和田倉濠を望む専用のホワイエの窓から自然光が降り注ぐ、自然との調和を体現した会場です。メインバックのアートワークは、山吹の形をガラス細工で表現しており、お二人のお席を華やかに演出いたします。
初回のフィッティングの際に、「パレスホテル東京の空間と美味しいお料理で、ゲストをおもてなししつつリラックスしたパーティーにしたい、コーディネートはシンプルでいいんです。」と話してくれましたね。シンプルを選択される意味があるからこそ、飾りすぎない自然体な演出がお二人らしさや優しい気持ちを際立たせ、ゲストの皆様も心地よくお過ごしになられたことでしょう。

お色直しはトリート メゾンの
プリンセスラインのネイビーのカラードレス

お色直しはザ トリート ドレッシングのアトリエから誕生したオリジナルブランド、TREAT MAISON（トリート メゾン）のネイビーのカラードレスをお選びいただきました。マットなタフタ素材がサテンとは異なる洗練された軽やかさを演出いたします。絶妙なローウェスト切り替えがウェストカーブを美しく見せながら、たっぷりと生地を使用したギャザーによるスカートのボリュームがドラマティックな印象に…。深いネイビーの色味がご新婦様の肌をより一層明るく魅せます。ご新郎様も小物で着こなしをチェンジして、お二人のトータルコーディネートが完成いたしました。お二人揃ってダークトーンのコーディネートは高貴な印象になり、高身長なお二人に大変お似合いでした。

Dress：101-09252　トリート メゾン

お二人にとって本質を追求したお衣裳をお選びいただいたからこそ、この先いつの時代もタイムレスで幸福感のある結婚式となるはずです。ドレスとタキシードにて一緒にそのお手伝いをさせていただき大変光栄でした。
お二人の末永い幸せを心より願っております。

Photo by kuppography