昨今、多様化しているお色直しスタイルですが、トレンドの最先端である東京エリアでは、改めて日本の婚礼衣装である色打掛が人気となっております。本日はTHE TREAT DRESSING(ザ トリート ドレッシング)が約2年の歳月をかけて製作し、先日6月1日にリリースされたトリート オリジナル着物全4LOOKの中から、特に東京エリアの結婚式のお色直しにおすすめの緑の色打掛をご紹介いたします。
色打掛がお色直しにおすすめの理由
色打掛はカラードレスとは異なり、豪華でゆったりとして品のあるシルエットが魅力的です。挙式のウエディングドレス姿から一転し、お色直し入場にてご新郎様・ご新婦様が和の装いをすることで、ゲストの方々にも異なる雰囲気を味わってもらえます。東京・表参道にあるTHE TREAT DRESSING ADDTION店(ザ トリート ドレッシング アディション店)が提携するパレスホテル東京の人気披露宴会場、葵西でも色打掛で再入場すると、見た目の重厚感から披露宴の雰囲気を大きく変えてくれることでしょう。
最近はアットホームな親族中心の結婚式も増えています。おじい様・あばあ様世代は色打掛という婚礼衣裳に憧れを抱いてきた世代です。大切な親族の皆様に、衣裳で感謝の気持ちを表すのも素敵ですね。
「お色直しに時間がかかりすぎると、ゲストといる時間が短くなる」このような不安を持つ方も確かにいらっしゃいます。しかし、洋装から洋装へのお色直しと、洋装から和装へのお色直しには平均しても10分ほどの差しかありません。その差により、パーティーの雰囲気を一変させることができるのであれば、お色直しを楽しみにしていらっしゃるゲストの皆様もきっと心を躍らせてくれるはず。
古典なイメージがある色打掛ですが、今回ご紹介するトリート オリジナル緑の色打掛のようにモダンなコーディネートも叶えていただけるようになり、更にお色直しにて色打掛が人気となっているのです。
トリート オリジナル緑の色打掛の特徴
茂みの中で小鳥が戯れあっているような、姿は見えないけれど囀りが聞こえてくるような・・・そんな平和で穏やかなシーンが色打掛にそのまま投影されています。
地色は天鵞絨(びろうど)とよばれる、ビロードの生地のような濃い青みの緑色。地布は細く光沢のない生糸を用いる事で、白小花の存在感を一層際立てるのです。色鮮やかな尾長鳥の橙色が華やかさと遊び心を感じさせます。通常赤が多い色打掛の裏地は敢えて同系色の緑に、裾・袖口の袘(ふき)はアクセントで銀色で仕立てた、古典な色合いながらも洗練された雰囲気の色打掛です。
技法は京都西陣織(唐織)にて製作されております。唐織の中でも、銀糸・絵柄だけを刺繍のように浮かび上がらせる技法で織られた最高級品です。刺繍ではなく唐織にすることによってあえてボリュームを減らし、小柄な絵柄がすっきりとバランスよく仕上がっております。
和装にこれまで出会ったことのないようなフレッシュさがある。モダンだけど「モダン」という言葉だけでは終わらせたくないストーリーがある。古典着物らしい趣のある着こなしと、モダンな着こなしの両方を楽しんでいただける色打掛です。
オリジナル着物ができるまでの詳しいストーリーについてはこちら
色打掛:201-03941
「絢爛小花に尾長鳥」
トリート オリジナル緑の色打掛の
コーディネートについて
緑の色打掛に合わせてトータルコーディネートを楽しんでいただけるように、和装小物も全てオリジナルデザインで製作されております。
半衿と掛下は、色打掛に使用されている銀色とは反対に温かみのある金やベージュを用いることで、モダンさの中にも花嫁らしい幸福感のある印象に。胸元に合わせる5点セットのお小物も拘ったアイテムのひとつ。潔く白一色に纏めることで、トリート別注色で一から染めた銀からエメラルドグリーンのグラデーションの房がより引き立ちます。帯揚げは小花にもある黄色を差し色に明るい印象をプラスしました。お式当日、おからあげした際に足元から覗く草履には、色打掛とお揃いの尾長鳥文が描かれています。
もちろんオリジナル和装小物以外にも合わせていただくことが可能ですので、ご新婦様のイメージに合わせてコーディネートしていただけます。小物まで抜かりなくこだわることでより更に愛着の湧く運命の1着となることでしょう。
半衿:205-08142
掛下:212-00021
5点セット:209-06146
帯揚げ:207-07156
草履:211-09111
デザイン選定や熟年の職人さんよる絶妙な色味の糸染めから始まり、仕上げの小物まで、何色もの色を重ね生み出された、まさにトリートオリジナル色打掛。日本人が愛した古の文化に思いを馳せて、粋な柄合わせ、色合わせによって幸福感を感じられる色打掛を、是非店頭にてご堪能ください。