心からかっこいいと思える商品を世の中に発信したいという会社の信念に共感した事と、セレモニーなどの特別なシーンで着用する不変的な装いであるタキシードに魅了されました。
学生時代から結婚式の配膳の仕事をしており、最良の1日をお過ごしになるご新郎ご新婦様をお見受けする機会がありました。自然とその時から特別な1日のお手伝いをするブライダルに惹かれていたのだと思います。会社説明会に足を運ぶ中で、スタッフ全員がセレモニーの瞬間に心から愛する商品をお客様に提案していると話していた事、何よりその商品に対して、かっこいいと本気で思えるこの気持ちを誰かに伝えたいと思った為、迷わず応募を決めました。
就職活動をする中で私が考え、軸としていた事は好きなモノやサービスを取り扱い、提供する環境と自分がその会社で従事する中で夢を持って成したい事がある会社なのか、という事でした。ご縁がありその会社がトリートになるのですが、トリートの魅力はメンズ・ウィメンズ共に製品に対する拘り、想いの強さが他の企業と比較して突出している点です。初めてトリートの説明会で聞いたタキシードという不変的な装いは非常に華やかで美しく、心を惹きつけられる魅力を感じました。また、夢の部分に関しては信念を持ってブラックタキシードという装いを日本に浸透させると共に、日本のブライダル業界の中でトリートが発信するスタイルをスタンダードにするという理念に強く共感し、自分の夢の一つになりました。その時にはこの会社に飛び込む事に迷いはなかったですし、6年間働いてきましたが後悔は1回もありませんでした。
私の仕事内容は大きく分けて2つです。1つはトリートのメンズ部門であるTREAT Gentlemanにて結婚式を迎えられるご新郎様の当日の装いをご提案する事です。
また同時に、全店のご案内スキル向上や、外部に対してのPRなどのメンズ部門のクオリティUPに繋がる事を考え実行する事です。
もう1つは2020年に始動したアパレルブランドのTHE G’S HIDEOUT.の責任者兼接客を担っています。この2つの仕事をする上でのやりがいについては、ご来店をいただくお客様に装うことの楽しさや価値を感じていただく事。特に結婚式の場合は、“お洒落”と“身だしなみ”の違いがとても大切になります。お洒落は自分のため、身だしなみは相手のため。日本ではこの考えがまだまだ浸透していないと感じています。だからこそ、その双方の意義をTREAT Gentlemanから発信していく事で、本来の“装う事”の大切さや習慣を変革していきたいと思っています。
私がエキスパートコースを設立しそのポジションに立ったのは、お客さまに対してより質の高いサービスの提供を会社として実施したかった事ともう1つはメンバーの新しい働き方の道を示したいと思ったからです。今まではエキスパートというのは女性スタッフの中でしかなかったコースでしたが男性スタッフの仲間も増える事で、キャリアステップとして接客のプロフェッショナルを究める男性がいても良いのではないかと思ったからです。
そして、私がエキスパートとして大切にしている事は結婚式という最良の1日を過ごす装いをトリートで選ぶお客様が心から満足しフィッティングを結んでいただける事、そして「あの人に接客をしてもらえてよかった」と思ってもらえる存在でありたいと考えています。
私の夢は2つあります。1つは入社当時から変わらない事なのですが、TREAT Gentlemanが提供しているブラックタキシードというセレモニーでの男性の装いを業界内のスタンダートにする事。昨今YouTubeなどの動画配信や、メンズ雑誌でもブラックタキシードについての特集が取り扱われている事で、お客様からブラックタキシードを着用したいとお声をいただく事が増えてきました。しかしまだまだ日本全体に浸透しているとは思っていません。私たちが提案するスタイルが日本のブライダルのスタンダート“当たり前”になれるようにしていきたいです。そして、もう1つはアパレルブランドのTHE G’S HIDEOUT.の路面店をOPENさせる事です。現在はショップインショップでの展開ですが、数年後には必ずこのブランドの世界観を網羅した路面店を立ち上げる事が現在の私の夢です。
私が入社をして7年目になりますが、その歳月の中で常に変わらずスタッフ全員が持っている信念が売上を優先するのではなくお客様のベストな1着に出会っていただく為に、全身全霊を注いで日々の業務に向き合っている事です。お客様のご来店の際に、そのお客様にとって運命の1着やなりたい姿を想像して、衣裳を準備する事。お打ち合わせの間にもオフィスにいるメンバー全員でそのお客様に最高のサービスをする為にはどうすればいいのかを本気で考えて行動しています。そんな熱い想いを持って働けるメンバーと出会える事を心待ちにしています。