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2023.9.4 Recruit Event
ブライダル業界の就職活動がスタートしはじめ、皆様の就職活動も活発化してるのでは無いでしょうか。今回は面接対策として大切なキーポイントとなる「業界研究」のポイントをお伝えしたいと思います!
「ブライダル業界の業界研究ってどうすればいいの?」 「何から調べたらいいの?」
そんなふうにやり方がわからず悩んでいる方も多くいらっしゃるかと思います。
是非参考になさってください。
業界研究とは、世の中にある様々な業界に関する情報を集めて、その業界の特徴やビジネスモデルを理解し、仕事内容をイメージするために行うことです。
就職活動を始めた方の中には、世の中にどのような企業があり、何を行っているのか、漠然としたイメージしかもっていない方も多いのではないでしょうか。
数ある企業の中から、自分が働きたいと思う企業を見つけるために、ある程度の方向性を絞っていく必要があるので、まずは業界研究を行い、この世の中にどのような業界が存在するのかを知るところから始めましょう。
そして、調べた中でも特に興味を感じた業界について、さらに深く掘り下げて調べていきましょう。
調べ始めるとわかるかと思いますが、世の中には想像以上に多くの業界が存在しています。
この業界研究を怠ってしまうと、ご自身のキャリアの可能性を狭めてしまう場合もあるので、そうならないためにも目的をしっかり持って行うことが大切です。
「企業や業界の情報・知識を得て、志望する業界を絞ること。
そして自分の企業選びの軸とマッチしているか、強みを活かせるかを知ること」
最終的な目的である「自分の企業選びの軸にマッチしているか、強みを活かせるか」というのはその業界・企業で求められている素養が自分にあるかどうかということです。
業界研究をすることで理解した「この業界で求められている素養」と、自己分析で過去の経験や生い立ちなどから見つけ出した「自分の強み」が合致していることを、具体的なエピソードも交えながら相手に伝えることで、より「伝わる」伝え方ができるようになります。
「広く浅く」業界全体を把握する
世の中にある企業は、多種多様なビジネスモデルや分類から成り立っています。
そのため、大きな分類である業界を知ることで社会の構成図を理解することができて、さらには様々な業界を知ることで企業を選ぶ視野を広げることができます。
各業界のマーケットの規模と、推移、代表的な企業名やシェアなど、まずはそれぞれの業界の置かれている状況や立ち位置を理解するところから始めましょう。
「狭く深く」業界のビジネスモデルや将来性を知らべる
特に気になる業界をいくつかピックアップして、どのような商品やサービスを、誰に対してどのように提供している企業なのか、また業界内のさらに詳しい現状や課題、業績推移、成長見込みなども調べましょう。
各業界が取り扱う商品やサービス、顧客の形態である「BtoB」「BtoC」などの分類を知ることは業界を理解する上で欠かせないのですが、ビジネスモデルは、時代の変化に伴い大きく変化しています。ブライダル業界においてもこの数年でコロナの影響や、晩婚化、未婚率の上昇など、様々な影響を受けて、大きな変化がありました。
そのため、最近のニュースや動向を知らずに、過去のビジネスモデルのイメージや、きっとこうであろうという自分の想像だけで判断してしまうと、入社後に自分がやりたかった仕事内容、サービスの提供の仕方ではない、とミスマッチが起こる可能性もあります。そうならないためにも、どのような業界でどのようなビジネスモデルを展開している企業なのか、時代に合わせてどのような変化をしている企業であるのか、未来にまで目を向けてしっかり調べていきましょう。
業界研究の情報収集の方法は、例えばマイナビやワンキャリアなど、就職情報サイトを活用したり、様々な業界の企業に会えるイベントなどにも参加してみると、実際にそれぞれの業界で働く方たちの生の声をきくことができ、イメージも湧きやすいかもしれません。
あとは、具体的なビジネスモデルなどは、インターンシップや会社説明会に行くとより理解を深められますし、 業界全体の現状や今後の成長見込みであれば、新聞・ニュース、書籍などを活用しながら調べてみると、様々な視点で各業界の情報を見ることができると思います。
ネットで「調べたい業界×業界研究」で検索しても、業界の情報やトレンドを知ることができるので、様々な方法で調べてみてください!
今回業界研究の大切さや、目的、方法をお伝えしましたが、この業界研究を行う際の注意点があります。
■業界研究の目的を見失わないこと
■業界研究だけに時間をかけすぎないこと
■業界研究をして終わりではなく、その後自己分析の内容と合わせてアウトプットすること
業界研究は、業界や企業の情報を知識として頭に入れることが目的ではありません。
「自分の企業選びの軸とマッチしているか、強みを活かせるかを知る」ことが本来の目的です。
志望する企業に想いを伝える際に、その想いを伝える手段として自己分析や業界研究があるということを忘れずに行ってくださいね。
また、業界研究をどこまで完璧にしているか=内定ではないので、多くの時間を費やす必要はないと思っています。ビジネスモデル(何を、誰に、どのように)が理解できて、そこから見えてくる働き方についてイメージができたら十分だと思います!
そして、これまでブログでお伝えしてきた自己分析や業界研究は、就職活動における「インプット」の取り組みなので、それを実際に面接の中で相手に「アウトプット」して伝えていく必要があります。
自分がやりたいことは本当にその業界・企業で実現できそうか、業界研究をして導き出した「業界・企業が求める素養」は本当にその業界・企業で求められるものなのか・・・面接だけではなく、様々な場面でアウトプットしながら確かめてみてください。
自己分析も業界研究も、それをやること自体が目的ではありません。
ビジネスモデルや仕事理解をした上で、ではそれが「本当に自分がやりたいことなのか」、働き方をイメージしたときに「本気になれるのか、ワクワクできるのか」という視点で、目的を見失わずに業界研究をやってみてください!
業界研究で、ある程度志望する業界が見つかった方は、次に企業研究を行っていきましょう!
今後リクルートブログで企業研究・他社比較の方法もお伝えしていきたいと思います。
このブログを読んでくださっている方が、素敵な企業に出会えることを心から願っています…