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2023.8.1 Recruit Event
今回は、ブライダル業界に興味がある方や就職活動中の学生の皆様、転職活動中の方に向けて、
面接対策となる自己分析の大切さと、方法をお伝えしたいと思います!
ぜひ就職活動のヒントにしていただけると嬉しいです。
就活における「自己分析」とは、自分の過去の経験や、思考から長所・短所・得意・不得意・価値観などを客観的に分析して、
自分自身を深く理解、把握することです。
この自己分析の結果は、自分に向いている仕事を分析するときや、自己PR、志望動機を考えるときに、より明確な根拠を示すことができてとても役立つものです。
就活・転職活動は今後の人生において、大きな転機となります。
将来「なりたい自分」になるためにも、まずはこの自己分析を就活・転職活動の初めの1歩としてやってみてください。
「自分の性格や強み・弱みなどの特徴を見つける」
「将来の目標やキャリアプランを見つける」
「価値観・志向性を明確にし、企業選びの軸を見つける」
「自己PRや志望動機を具体的にして面接官に言葉で伝えられるようにする」
自己分析をすることで、自分の性格や強み・弱みを理解できると、より自分に合った就職先を見つけることができると考えています。
「ホワイト企業」「大手の名の知れた企業」「福利厚生の整った企業」、世間一般的に「優良企業」だとされている企業ってたくさんありますよね。
でも、それが本当に「あなたにとって」良い企業であるかどうかは、あなたにしかわかりません。
この記事を書いている私は、中途採用でトリートに入社をしたのですが、新卒の就活をしていた際は、自己分析あまりやっておらず、何を基準に企業を選べばよいのかが正直わかっていませんでした。
そんな私は当時、会社のネームバリューや福利厚生、条件など、表面的な情報ばかりを見て企業を探していました。
そのため、ネームバリューや条件に惹かれて入った企業で実際に働き始めてから、自分とその企業・職種のミスマッチに気付いたのです。
私は初めてそこで、自己分析の大切さを理解し、改めて自分の強み・弱み・得意・不得意・価値観を見直す機会を設けました。
この自己分析を時間をかけて行ったおかげで、自分の強みや得意なことを活かせる、そして自分の価値観や性格に合っている会社に出会うことができました。
自分の性格や強みを理解することで、むやみやたらに選考を受けるのではなく、「その仕事は自分に合いそうか」と冷静に判断できるようになりますし、これまで視野に入れていなかった業界・企業が自分に合っているのではないか…と新しい道がひらける可能性だってあります。
企業選びより自己分析を優先するのは一見遠回りのように思えますが、長い目で見れば自己分析からスタートすることが一番の近道だと私は考えます。
~今までの自分を振り返り「なぜ」で掘り下げてみよう~
1.「自分の歴史」を書き出す
幼少期自分はどんな子供だった?
好きだった遊びは? どんな人と仲が良かった?
お遊戯会ではどんな役をやっていた?...etc
小学生、中学生、大学生時代、何をしてきた?
頑張ったこと、頑張れなかったことは?
できたこと、できなかったことは?
成功したこと、成功しなかったことは?
長く続けられたこと、すぐに興味がなくなったことは?
嬉しかったこと、悲しかったことは?
好きな科目、苦手な科目は何だった?
クラス、チームの中ではどんな役割だった?
友達や親と喧嘩をしたことはあった?
大きな失敗、挫折をした経験はあった?
アルバイトはどんなことをした?...etc
とにかくどんなことでもいいので、まずは時系列に「自分の歴史」を振り返りながら書きだしてみてください。
ここで重要なのは、起こった出来事だけではなく、その時の思考なども含めて思い出せることをすべて書き出すことです。
2.「自分の歴史」で書き出した内容に対して
「なぜ?」を繰り返す
「なぜそれを選んだのか?」「なぜ頑張れたのか?」「なぜ嫌だと思ったのか?」といった問いかけを自分にしながら、書き出していきましょう。
できれば、一つ一つの項目に対して、最低でも3回以上「なぜ」を繰り返してください。
例えば・・・
大学時代に頑張ったことはアルバイト
なぜ頑張れた?
周りのスタッフや店長から信頼してもらえていたから
なぜ信頼してもらえていた?
長く働いていたから
なぜ長く働くことができた?
メンバー同士の仲が良くてとても居心地が良かった
なぜ仲が良いと居心地が良い?
自分の意見を言いやすい
なぜ自分の意見を言えた方がいい?
いろんなアイディアを出すのが得意、
且つそのアイディアが採用されると喜び感じるから
導き出せる価値観…「仲間と協働することが好き」「アイデアを出すのが得意でやりがいを感じる」
このように、「なぜ」を繰り返すことで、ただ過去の経験を書き出すだけでは出てこなかった自分の価値観や強みについて分析できます。
こうして導き出された価値観や強みは、自己PRだけではなく企業選びの軸や、将来のキャリアプランをどうするかを考える上で非常に大切な役割を果たします。
また、選考の過程においても、自分のことを全く知らない採用担当の方に、「自分はこのような人であるのか」を分かりやすく伝えることができるようになります。
時間はかかりますが、より多くの項目に対してこの作業を行うことで、自分のことを深く知ることができます。
今回、自分の歴史を振り返る自己分析の方法をお伝えしましたが、実は自己分析に決まったやり方はありません。
いくつかの質問に答えることで、性格や人間性、考え方などを分析してもらえる様々なテストや診断ツール、適性検査などもありますので、客観的に自分をみることが苦手な方はそういったツールも活用しながらすすめられると良いと思います!
また、今回ご紹介した自分の歴史を深堀する方法以外にも、「マインドマップ」や「モチベーショングラフ」「SWOT分析」「ジョハリの窓」などがあります。
様々なやり方で自分の納得のいく自己分析を行ってください。
就職活動のゴールは、「内定をもらうこと」ではありません。
内定はあくまで手段にすぎず、内定をもらった先に、目的(ゴール)があります。
その企業で入社後に自分が何をしたいのか、どうありたいのか、どんな夢や目標をもって働いていきたいのかを自己分析をしながら明確にしていきましょう。
このブログを読んでくださっている方が、素敵な企業に出会えることを心から願っています…