ザ ソウドウ 東山 京都にて執り行われた、和装で叶えるお二人らしさ溢れる結婚式をご紹介いたします。京都の東山に佇むザ ソウドウ 東山 京都。門を潜り、石畳を歩み進めると、そこには四季の彩りを写す1,700坪の庭園が広がり非日常なひとときへと誘います。この場所はかつて日本画壇の巨匠 竹内栖鳳が昭和のはじめに構えた私邸でした。優美な佇まいの日本家屋と豊かな緑に包まれた庭園で構成され、上質で落ち着いた雰囲気の中にも、ゲストを邸宅に招くような温かみをも感じることができます。そんな京都らしさと非日常さに魅了されたお二人は、人生の節目となる特別な一日をザ ソウドウ 東山 京都で過ごされました。お二人の人生に欠かせない大切なゲストを招いて開かれた結婚式で、ご新婦様がこだわりを持って選ばれた白無垢と色打掛をご紹介いたします。京都という土地だからこそ、日本の伝統を大切にした着こなしが引き立ったお二人の結婚式の様子を、THE TREAT DRESSING（ザ トリート ドレッシング）京都店よりご紹介いたします。
正統派に着こなす
花籠の刺繍が美しい白無垢
白無垢は和装において婚礼衣装の中で最も格式高い衣裳とされ、日本の伝統衣裳として永く愛され続けてきました。京都で結婚式を迎えるからこそ和装を身に纏いたいというご新婦様のお気持ちから、挙式のお衣裳に白無垢を選ばれました。今回ご新婦様がお召しになられたのは、縮緬素材に金糸のグラデーションが美しい花籠の刺繍が施されたこちらの白無垢。正絹で織られた縮緬素材は、絹本来の生成りの色味と縮緬素材特有の柔らかな質感で、優しい印象に。そのような縮緬素材に、白と金色の絹糸で丁寧に刺繍された花籠は一際艶を放ち、どこか気品溢れる佇まいに昇華させます。竹で編んだ籠に艶やかな花を盛った花籠は、「花の美しさだけではなく、幸せが溢れんばかりにやってきますように」という意味合いが込められています。お二人を祝福し、この白無垢を纏う花嫁の幸せを祈るような一着ですね。上品な雰囲気と愛らしい笑顔が印象的なご新婦様。実際にこちらの白無垢を身に纏った際の輝きは格別でした。
そして、白無垢の着こなしとして日本の伝統を大切にされたご新婦様は、角隠しを合わせました。角隠しとは、頭を覆う形で被る帯状の布を指します。日本髪を結い角隠しを被るご新婦様は、品格があり、淑やかな佇まいに。お隣に並ぶご新郎様は、最も格式の高い黒の紋付袴をお召しになりました。この京都の土地で、古き良き日本の伝統に敬意を払うお二人の着こなしは、時代を超えて美しく皆様の記憶に残るものとなったことでしょう。
白無垢：200-03731
半衿：205-08172
草履：211-09112
京都の結婚式で纏う
山吹色が優美な色打掛
ご新婦様が選ばれた色打掛は、山吹色の地に牡丹や梅、匂い袋など縁起の良い文様が描かれた優美な色打掛でした。山吹色の地には、縁起物の宝尽くし文様が細やかに描かれています。その上から「幸せの印」を意味する匂い袋の文様と梅を象徴的に施された青色の花の柄行が、美しい存在感を放ちます。匂い袋の文様をよく見ると、中には手刺繍で一針ごとに縫い上げられた菊や小花が咲き誇り、刺繍ならではの立体感で色打掛全体を引き締め、どこか凛としたお姿に。洗練された雰囲気がお好みのご新婦様は、タイトにまとめたシニヨンスタイルに白のフリージアの生花を合わせ、女性らしい愛らしさと気品漂う着こなしを叶えられました。
お二人がゲストの皆様へのおもてなしの場として選ばれた、落ち着いた木目を基調にシャンデリアが輝く上質な披露宴会場、THE HIGASHIYAMA（ザ ヒガシヤマ）。大きな二面の窓から見える豊かな緑の背景とあたたかな陽の光に照らされ、優しくも奥ゆかしい美しさを漂うブライズスタイルとなりました。日本古来の着こなしをされた白無垢姿から大きく雰囲気を変えて登場されたご新婦様のお姿に、思わず息をのんだ方も多いのではないでしょうか。
色打掛：201-03898
懐剣/箱迫/末広：209-06131
ザ ソウドウ 東山 京都×和装
ザ トリート ドレッシングがこ提案する着物とは
ザ ソウドウ 東山 京都は日本の歴史を大切にしてきた京都らしい街並みの美しさ、伝統ある日本家屋だからこその上質な空間が魅力。そのようなソウドウ 東山 京都の結婚式だからこそ、日本の伝統衣裳である着物は特別な輝きを放つと思うのです。古くから大切に受け継がれている日本の婚礼衣裳である白無垢や色打掛。「花嫁に一生に一度のご結婚式に”本物”を纏っていただきたい」そんな想いから、日本人が愛した古の文化に想いを馳せ、柄行や色彩選びにもこだわりを持ってお取り扱いをしています。日本の職人によって長い歳月をかけて完成した着物。そこには伝統と多くの人々の想いが込められています。結婚式のお衣裳も多彩になってきたこの時代だからこそ、本物の着物を通して日本の素晴らしい伝統文化や技術を伝えることが、ザ トリート ドレッシングの使命だと思っております。日本の伝統衣裳に誇りを持ち、たくさんの花嫁に愛していただけるよう、京都店より心を込めてご提案させていただきます。
ご新婦様らしく輝くことのできる特別なお衣裳を身に纏い、お二人にとっても、お越しになった大切なゲストの皆様にとっても、何年たっても色褪せることのない特別な結婚式となったことでしょう。お二人の特別な一日のお手伝いをさせていただけたこと、心より嬉しく思います。これからのお二人の未来に幸せがたくさん降り注ぎますように。
