オーダータキシードを誂える事を名古屋にあるザ トリートドレッシングではおすすめしております。ご自身だけの1着を着用することで、自信を持って最愛のパートナーをエスコートしていただけます。本日はオーダータキシードに関してTHE TREAT DRESSING(ザ トリートドレッシング)名古屋店よりお仕立ていただく際の流れ、お選びいただける生地やデザイン等を詳しくご紹介いたします。
タキシードについて
悠久の歴史を持つタキシードが今でもその形を変えることなく世界中の人々に受け入れられているのは、時代や国境を越えた普遍性を持つ「究極のフォーマルウェア」だから。これまでの日本では「タキシード=ご新郎様の衣裳」という認識が色濃く根付いていました。ですが、本来であればタキシードはあくまで男性の正装であり、主賓や列席者を含め全ての男性がご着用いただける最上級のフォーマルウェアなのです。今の時代それぞれのライフスタイルに合わせた合理的かつ機能的なお洋服は数多く存在しますが、そんな時代だからこそ、「結婚式」という極めてフォーマルで喜ばしい1日に合わせたタキシードの価値を考えてみてはいかがでしょうか。
ザ トリートドレッシングのオーダータキシード
ザ トリート ドレッシングでは、ご新郎様により上質で品性に溢れた装いを叶えていただくために、レンタルのタキシードに加えてオーダーメイドのタキシードをご用意しております。ご新郎様のお身体に合わせてプロのコーディネーターより採寸をさせていただき、細部の着用感や全体的なシルエットまで整えることができるため、完成したタキシードは360度どこから見ても美しく、堂々とした威厳のある雰囲気に仕上がります。また、襟の形やフロント釦のつけ方などのディティール、タキシードの風合いを左右する生地感など、細やかな部分も全てご新郎様のお好みにカスタマイズしていただくことができるのです。お客様とコーディネーターの会話の中で「タキシードとは何か?」「より自信を持ってお過ごしいただくにはどうすればよいか?」といったすり合わせを行い、より特別感のある1着を創り上げていきます。一寸の狂いもなくお身体にフィットしたご自身だけの1着に袖を通し、人生最良の1日をより上質な時間に。お式を結んだあとは最上級のフォーマルウェアとしてご自身のワードローブに。タキシードをオーダーするという選択は、ご新郎様のライフスタイルをより豊かなものに昇華してくれることでしょう。
パターンオーダー
ザ トリート ドレッシングのオーダータキシードは、「パターンオーダー」にてお仕立ていたします。パターンオーダーとは「ゲージ」と呼ばれるベースサイズから各箇所のメジャーリングを行い、ご新郎様のお身体に合わせていく手法です。既成のタキシードをお召しいただきながら採寸を進めていくため完成形をイメージしやすく、オーダーメイドが初めてというご新郎様でも安心してお仕立ていただくことができます。では、具体的にどこをどのように調節するのか。ジャケット・ベスト・パンツの各項目ごとの採寸についてご説明いたします。
①ジャケットの採寸
ジャケットのサイズ感において最も重要なポイントは「肩のサイズがお身体に合っているか」ということ。そのためジャケットの採寸では、ご新郎様の肩幅に最も合ったゲージサイズで採寸を行います。肩幅を合わせた後は、ジャケットの腰囲の調整を行います。一般的にタキシードのジャケットの腰囲には程よいゆとりがあります。しかし、体型に合わせて採寸することでご自身にあった自然なくびれを生むことができ、より綺麗なスタイルを実現します。肩幅と腰囲を整えた後は、丈感の調整を行います。スポーツ経験の有無やご体型の癖によって袖丈に左右差がありアンバランスな見栄えに繋がる為、ご新郎様のお好みの丈感を伺いながら最も美しく見える丈感に調節いたします。またスーツのトレンドでは短めの着丈が流行することもありますが、タイムレスなフォーマルウェアであるタキシードではゲストのことを一番に考え、失礼のないサイズを着用することでホストとして最大級のおもてなしをすることも重要です。ただしご新郎様の体格等によっては、一般的なサイズ論が正解であるとは限りません。採寸者とお客様とでディスカッションをし、すり合わせながらご新郎様にとっての最適解を導き出します。
②ベストの採寸
ベストの採寸ではゲージサイズで身幅を合わせ、着丈の調整を行います。ベストは最もお身体に密着するパーツなので、フィット感と程よいゆとりのバランス調整が大切です。当日の様々な動きを想定した動作確認を行いながら、最適なゲージサイズを選定します。身幅に程よいゆとりを確保できれば、次は着丈の調整です。ベストとパンツの間からシャツが覗くと不格好な印象になってしまうため、ベストには適度な長さが必要となります。どの角度から見てもシャツの覗かない理想的な着丈に調節いたします。
③パンツの採寸
タキシードは中世のヨーロッパにおいて、貴族の部屋着として着用されていたという歴史がございます。そのため、原則としてタキシードのパンツは程よくリラックス感のあるストレートシルエットとなります。ストレートパンツの採寸では、お尻周りのサイズに合わせてゲージサイズを選定いたします。タキシードのパンツは適度なゆとりを持ってエレガントにお召いただくことがおすすめですが、初めてタキシードのパンツをお召しになられたご新郎様はパンツの太さに違和感を感じられる方もいらっしゃいます。その場合はわたり巾(太腿周りのサイズ感)に合わせてゲージサイズを選定し、ウエストサイズを調節することも可能でございます。「タキシードらしさ」は損なわずに、少しでもご新郎様のお好みに合わせた理想的なフィット感を実現いたします。また、ストレートパンツであるタキシードパンツの股下はシューズに当たってワンクッション生まれる丈感が理想的です。ただ合わせるシューズや着こなしによっては、少し短めのハーフクッションに調節することも可能でございます。パンツの採寸は全体のシルエットを左右する重要な工程となるため、ストレートパンツについて熟知したコーディネーターより最も美しいサイズ感をご提案いたします。
ディティールについて
①襟型
襟型は2種類からお選びいただけます。イギリス発祥のピークドラペル(剣襟)は1種類、アメリカ発祥のショールカラー(丸襟)をご用意しております。ピークドラペルは肩の高い位置にアクセントが生まれ、目線をお顔周りに集めることができるためシャープでスタイリッシュにお召いただけます。ショールカラーは丸みを帯びた柔らかさが特徴的で、リラックス感のあるラグジュアリーな面立ちとなります。
②フロントボタンの仕様
フロントボタンの仕様は1B(1つ釦)か拝み釦(2つ釦)の2種類からお選びいただけます。よりフォーマルにタキシードを「お召いただくのであれば、フロント釦を常に留めることを前提とした拝み釦がおすすめです。もし今後の使用シーンにおいてフロント釦を開けたラフなスタイリングも想定されるのであれば、フロント釦を開けてもスマートに見える1Bがおすすめでございます。
③ベストのポケットの有無
腰回りにポケットをお付けいただくことができます。前提としてタキシードは機能性や利便性を排除したミニマルなウェアですので、あえてポケットを付ける必要はございません。しかし、お色直しのスタイルでベストスタイルのコーディネートをご希望される場合、デザイン性のアクセントとしてポケットをお付けいただくことはおすすめでございます。
④パンツの側章
タキシードのパンツの側面には、側章と呼ばれる一本のラインが入ります。元来側章はパンツの縫い目を隠すための仕様で、タキシードのパンツには必要不可欠なディティールでございます。オーダータキシードでは、側章の太さを1.0㎝または2.0㎝のいづれかでお選びいただけます。好みやお身体のラインの見せ方によってご希望の太さでお仕立ていたします。
生地について
タキシードの印象はお選びいただく生地によって大きく変わります。トリート ドレッシングではオリジナルの生地に加え、名だたるファブリックブランドの生地もお取り扱いしております。生地によってタキシードの光沢感や着心地の柔らかさ、耐久性が異なるため、お二人のパーティーコンセプトやご新郎様のライフスタイルに合わせて最も適した生地をお選びいただけます。生地によってオーダータキシードの価格は¥144,000~¥185,000となります。一生に一度のタキシードのオーダーとなるかと思いますので、ぜひ生地に拘ってみてはいかがでしょうか。各インポートブランドの生地の特徴をご紹介させていただきます。
①VITALE BARBERIS CANONICO(ヴィタレ バルべリス カノニコ)
創業350年を超え、いま世界で最も売れている生地メーカーとして呼び声が高いブランドです。長い歴史の中で培われた技術力は、紡績から織りから仕上げまでの全工程を一社内で完結させる一貫生産管理体制。そのため、高品質なクオリティを保ちながら、圧倒的なコストパフォーマンスを誇っています。そんなカノニコ生地の魅力は、「柔らかな肌触り」「軽やかな着心地」「美しい発色」です。お取り扱いしている生地は4種類。Super110’s(ブラック)、Super110’s(ブルー)、Super120’s(ブラック)、Super120’s(ネイビー)となります。Super110’sのコレクション名は「プリュネルツイル / Prunelle Twill」と呼ばれ、Prunelle(瞳)のような目を引く爽やかさが特徴です。Super120’sはブライダルコレクション。タキシードとしては極上の光沢感を誇り、身に纏う新郎様の佇まいを優雅に格上げします。
②LOLO PIANA (ロロ ピアーナ)
今となっては一流ファッションブランドとして世界に名を馳せるLOLO PIANA (ロロ ピアーナ)ですが、根底に流れるのは「最高級の原料・生地に拘る」というテキスタイルブランドとしての矜持に他なりません。カノニコ社と同じく生地の一貫生産を行っているロロ ピアーナ生地の最たる魅力は、「色香」。時として“女性的である”とさえ形容される生地特有のとろみは、独特の光沢感と相まって唯一無二の存在感を醸し出します。トリート ドレッシングでお取り扱いしているコレクション名は 「AUSTRALIS(オーストラリス)」。現在お取り扱いのある生地に中では最もきめ細やかな生地となり、お召いただくご新郎様の色気を最大限に高めてくれます。
③ERMENEGILDO ZEGNA(エルメネジルド ゼニア)
ERMENEGILDO ZEGNA(エルメネジルド ゼニア)に関しては世界中の紳士の審美眼に留まる圧巻のクオリティ。各国の国家元首や名だたる著名人が愛して止みません。圧倒的な「艶」と「滑らかさ」。触れると滑らかな質感で心地よく、極上の艶感のあまりに皺すらも皺に見えないことがゼニア生地の特徴です。それもそのはず、ゼニアの生地は羊毛の「脇と肩の高品質な部分だけ」を使用して仕立てられるのです。いわば羊毛の「大トロ」部分のみを厳選し、残りの部分は使用しないといったストイックさ。トリート ドレッシングが取り扱うゼニアのコレクションは、「ELECTA(エレクタ)」のブラックとネイビーの2種類。「Electa」はラテン語で「選ばれた~」という意味を持ち、その生地が高品質で素晴らしいことの証明です。ゼニアのコレクションの中でも唯一、1929年から変わらないクオリティで生産されており、程よい艶感と生地の耐久性はブランド随一です。
人生最良の1日に、ご自身だけの最高の1着を。そしてお式を結ばれた後は、男性の正装としてご自身のワードローブに。今後のご結婚式の参列やフォーマルなパーティー、格式高いレストランでの食事など、しかるべきタイミングでタキシードを身に纏うことで周囲からのご新郎様の見え方は変容します。おしゃれは自分のためにするものですが、フォーマルな装いは誰かを想ってするもの。タキシードの着こなしは時代を超えて受け継がれ、グローバル化した現代においても紳士の教養・マナーとして認知されています。ご結婚式はタキシードという伝統的なお衣裳に触れる貴重な機会。この機会にぜひご自身のタキシードをオーダーされてはいかがでしょうか。ザ トリート ドレッシングでは、お二人のパーティーコンセプトやライフスタイルに合わせて最適なタキシードをご提案させていただきます。お二人のご来店を心よりお待ちしております。
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THE TREAT DRESSING(ザ・トリート・ドレッシング)名古屋店の提携会場
【THE NANZAN HOUSE(ザ ナンザン ハウス)】
〒466-0837 愛知県名古屋市昭和区 汐見町6番地
TEL 052-837-1117
【THE KAWABUN NAGOYA(ザ カワブン ナゴヤ)】
〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内2丁目12−30
TEL 052-222-7070
【THE CONDER HOUSE(ザ コンダ― ハウス)】
〒460-0008 愛知県名古屋市 中区錦二丁目20番15号 広小路クロスタワー2F
TEL 052-684-7713
昨今の新型コロナウイルス感染症により工場の受注停止を受けましてチッチオのオーダータキシードの販売を一時停止しております。
販売再開の時期は現在未定です。お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。
また、トリートオリジナルのオーダータキシードに関しましては受注をお受けしております。