日本の伝統文化のひとつである「着物」
世界に誇る日本の伝統文化であり世界中で知られている着物は、室町時代より長い歴史の中で今日まで受け継がれて来ました。白無垢や色打掛、本振袖など、婚礼衣装においても様々な着物が存在しています。着用シーンに合わせて、またお二人らしい色合わせをお小物でも表現することで、着物の表情や印象もがらりと変わる為、様々な装いを楽しんでいただけます。日本の伝統衣装である和装を特別なご結婚式の晴着としてお召しになられてはいかかでしょうか。
本日はTHE TREAT DRESSING 大阪店(ザ トリートドレッシング)より、
格式高き白無垢を可憐に身に纏う
白無垢:200-03689
半襟:205-08136
掛下:212-00009
筥迫・懐剣・末広:209-06126
古来より白は神聖な色とされていました。純潔無垢な色として、
相良刺繍は別名玉縫いとも呼ばれています。玉結びを繰り返し行う技法によって織りなされており、ふっくらと柄を立体的に表現することでお写真に写るお姿をも、愛らしく、そして幸福感も演出します。玉を結ぶという工程から<縁を結ぶ>とされており、一針一針、心を込めて織りなされた相良刺繍の白無垢は職人の手仕事の美しさが光ります。祝福溢れる一日に相応しい白無垢です。
紅色を取り入れた、おめでたい印象の着合わせ
白無垢:200-03696
半襟:205-08126
重襟:206-08048
掛下:212-00016
筥迫・懐剣・末広:209-06115
帯揚:207-07126
草履:211-09084
長寿の意味合いを持つ鶴が堂々とあしらわれ、凛々しい印象の白無垢。袖元に赤線が入っているのが特徴的な一着です。胸元には紅色の小物を合わせ、昔ながらの紅白の色合わせでおめでたい印象の装いはいかがでしょうか。
掛下には宝尽くしが描かれており、幸福や財産を招くとされている吉祥文様を合わせます。白と紅の色合わせは古き良き日本の伝統衣装の美しさを際立たせ、風格のある雅な花嫁に導いてくれます。半襟の牡丹の柄行に合わせ、足元にも金糸で刺繍が織り成された牡丹の花が美しい草履を合わせて統一感のある色合わせを完成させます。百花の王と称され、富貴の花ともいわれる豪華な牡丹は花嫁に自信をもたらし、凛とした意志を感じる花嫁姿は参列者の目を惹く事でしょう。襟元から足元まで、細部まで抜かりのない着合わせは麗しい印象を与えてくれます。
色打掛に合わせた粋な印象の色遊び
鮮明な花が絢爛に咲き誇り、染めの花柄と刺繍の花柄の対比が美しく印象的な色打掛。所々に施された金駒刺繍が輝きを放ち、地が白であるがゆえに、華やかな色を楽しむことができます。前身頃は勿論の事、後身頃にも立派な装飾があしらわれており、全方向よりその艶やかさを感じます。
着合わせとして選択したのは赤色の絞り染めの掛下と朱色の筥迫・懐剣・末広。色打掛に多数の色が組み合わさっていながらも纏まりが感じられるのは、合わせた掛下と小物の色味が、色打掛の裏生地と同色である為です。色打掛の地の白色が更に明瞭に、小花柄はより一層彩りを放ちます。
モダンな印象を叶える色打掛ですが使用されている菊の花や笠松紋は古来から愛されている文様です。美しく、香りも優れている菊は不老長寿の意味合いがあり、松は常緑樹であることから、長寿と節操の象徴とされ、神聖で清浄な意味合いを持ちます。
幸福で、美しい花嫁姿が永遠に続くように、幸せな日々が続くようにと願う、艶やかで華やかな色合いは結婚式当日の花嫁の気持ちを高めることでしょう。
和装を愛らしく可憐に、凛と気高く、もしくはお洒落で粋な印象に。着合わせ次第で様々な表情をお楽しみいただけます。皆様のお好みの着合わせはありましたか?
全体の色の均衞を図りながら、お好みの色味を取り入れていただく事でご自身だけの特別な着合わせを楽しんでいただけます。唯一の装いを見つけていただく、是非ともそのお手伝いを私たちにお任せください。