古式ゆかしい日本の伝統的な花嫁衣裳である白無垢。

白無垢には身の清浄や嫁ぎ先の色に染まるという意味が込められており、
新郎様や嫁ぎ先のご家族へのお気持ちを伝える花嫁様の儀式のお着物として、
長く愛され続けてきました。

本日はそんな白無垢の新作が入荷しましたので、
お披露目させていただきます。

素材は正絹とよばれる絹のみで仕立てられており、
天然の絹を用いているため、
柔らかな艶としなやかな手触りの良さが特徴です。
生地の表面に「しぼ」がある独特の風合いが特徴の縮緬に、
一針一針に花嫁様の幸せの願いをこめて、絹糸で縫いとった百合の絵柄の白無垢。
刺繍でしか表現できない、立体的な陰影が際立つ逸品です。

百合には「純潔」「無垢」という意味合いがあり、
大きく大胆に咲く姿からは、威厳さえも感じられます。
贅沢にも百合の絵柄のみを白糸と金糸で大胆に添えることで、
絵柄が艶やかに浮きたち、お写真にもよく映える一着です。

和の装いは合わせる小物でその表情が大きく変わります。

洗練された印象の白無垢には、
金を中心とした色でまとめて、上品な艶やかさを。

金の重衿を合わせることでお顔まわりを凛と引き締め、
ゴールデンシルクで仕立てられた生成りの掛下を合わせることで、
百合の柄行を優しく引き立たせます。

向春をイメージし、若草色の帯締もさりげなく取り入れました。

白無垢：200-03690　掛下セット：212-00013　半衿：205-08115　重衿：206-08050
帯揚：207-07119　帯締：208-08031　5点セット：209-06119　草履：211-09087

長い歴史のなかで受け継がれてきた
日本が世界に誇る伝統文化。

美しい日本の伝統を肌で感じられる、またとないとき。

両親様や祖父母様への感謝の気持ちを伝えるプレゼントとして、
前撮りなどでの着用もおすすめです。

新たな芽吹きを感じる春に、
高潔で気品溢れる白無垢はいかがでしょうか。

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